カーポートをオーダーメイドするメリットとは 費用と注意点も解説

オーダーメイドでカーポートを設置したいと思いつつも、迷うことがあるでしょう。

この記事では、オーダーメイドカーポートの種類と費用相場を中心に、設置における注意点を解説します。


具体的な設置計画を立てる際の参考にお役立てください。


カーポートはオーダーメイドで設置可能?メリットやデメリットについて解説

カーポートは、車を日差しや雨・雪などから守れる利点があります。

既に設置されているケースもありますが、自宅にあとから取り付けできるため、オーダーメイドで注文する方もいるでしょう。


オーダーメイドでのカーポートを設置する場合、次の点がポイントです。


・地形や地形による設計


・外観においての地域との調和


改めて、カーポートをオーダーメイドで設置する場合メリット・デメリットについて解説します。


メリットを3つ紹介

オリジナリティを求め、全体的な雰囲気を損ねたくないと考えるなら、オーダーメイドが望ましいでしょう。


オーダーメイドでカーポートを設置した場合の主なメリットは以下の点です。


1.どのような地形でも自由自在に合わせられる


2.自分好みの設計にできる


3.家屋や庭の雰囲気と合わせられる


オーダーメイドではデッドスペースをつくらない設計ができ、建築基準法に違反しないものが設置できます。


また、自分好みのデザインにしたカーポートの設置を叶えられる点が一番のメリットです。

住宅街の雰囲気に見合うデザインのカーポートを設置できる可能性が高いため、オーダーメイドでの依頼をご検討ください。


デメリットを3つ紹介

カーポートをオーダーメイドで依頼すると、以下の点をデメリットに感じる可能性があります。


1.既製品よりも高額になる可能性がある


2.設置までに時間がかかる


3.カーポートに関する知識が必要


オーダーメイドは、当然ながら、費用や時間が既製品よりもかかってしまいます。

もし、費用や時間などをかけたくない場合はおすすめできません。


施工業者やオーダーメイドの内容によって、費用や時間は異なるため、業者と綿密な打ち合わせを重ねることが大切です。


オーダーメイドカーポートの種類と費用目安

カーポートをオーダーメイドすると、コストが高くなってしまう可能性があります。

しかし、依頼内容によって費用を抑えられるため、検討することが大切です。


オーダーメイドでは、2つの種類があります。


・イージーオーダー


・フルオーダー


それぞれの費用相場について解説します。


イージーオーダーの場合

イージーオーダーとは、既製品を地形や状況に応じて加工するオーダー方法です。

セミオーダーと呼ばれる場合もあります。


近年の既製品カーポートは形状やカラーも豊富で自分好みのものに巡り合える可能性が高いため、費用などを抑えられる点がメリットです。


しかし、地形やニーズに応じて、ほんのひと手間が必要なケースもあるため、どのようなカーポートを設置したいかによって検討するとよいでしょう


既製品カーポートの費用相場を紹介します。


既製品カーポートの費用相場

カーポートサイズ 費用相場

1台用(間口2,400mm~) 104,800円〜

2台用(間口4,800mm~) 208,000円〜

3台用(間口7,200mm~) 480,000円〜

予算に合わせて自由に選択できる点も、イージーオーダーのメリットです。


フルオーダーの場合

フルオーダーは、自由度が高く自分の要望を叶えられるため、価格も内容によって大きく差が出ます。


具体的な相場は以下の通りです。


サイズ 販売価格 標準工事費

1台用(3.1m×5.5m) 1,820,000円 360,000円

2台用(5.5m×5.5m) 2,400,000円 540,000円

3台用(7.3m×5.5m) 3,020,000円 650,000円

カーポートは設置してから数十年、家と共に時を重ねていきます。

すべてのニーズを満たすフルオーダーは、車の出し入れが快適になるため、生活がより充実するのは間違いありません。


オーダーメイドカーポート設置時の注意点

カーポートをオーダーメイドで設置する際に注意しておくべきポイントを紹介します。


具体的には、以下の3点です。


1.予算に余裕を持たせる


2.忘れてはいけない耐久性


3.業者選びは慎重に


それぞれについて解説します。


予算に余裕を持たせる

オーダーメイドカーポートを設置する場合、予算に余裕を持たせることが大切です。

既存設備の撤去などのトラブルに備える必要があります。


あらゆる状況を想定し、予算に余裕を持たせておきましょう。


忘れてはいけない耐久性

カーポート耐用年数は一般的に15~20年といわれていますが、設置する地域・場所によって、必要な耐久度が変わります。


例えば、北国なら積雪への備えが必要であり、海の近くなら海風や塩害なども考慮して検討しなくてはなりません。


ちなみに、既製品カーポートの一般的な耐積雪量は20cm、耐風圧は30m/sです。

積雪に関しては雪質の違いがあり一概にいえませんが、耐風圧38m/sなら日本国内のあらゆる地域に対応できるといわれています。


業者選びは慎重に

オーダーメイドカーポートは高価なため、複数の業者で見積もりを出してもらい検討すると安心です。

しかしながら、オーダーメイドでの施工を請け負う業者はそう多くありません。


株式会社IRONANO工業では、1台用では15万円から設置が可能です。

理想に近いプランでデザインや機能などを検討してもらえるため、相談をしてはいかがでしょうか。


まとめ

オーダーメイドでカーポートを設置すると、自分好みのデザインで施工してもらえる利点があります。

しかし、費用や時間がかかるといったデメリットもあります。


オーダーメイドする際には、費用や設置時間と合わせて耐久性などを考慮した入念な打ち合わせが必要です。

あと付けのオプション費用やメンテナンスを考慮して、納得のいくカーポートの設置をご検討ください。