老朽化した建物の中で危険な場所の1つにベランダがあります。
状態によってはベランダが壊れ転落してしまう可能性があるので、解体撤去をするとよいでしょう。
しかし、建物の印象を大きく変える工事になるので慎重に行う必要があります。
この記事では、ベランダの撤去に必要な費用と撤去方法を紹介します。
老朽化した建物の中で危険な場所の1つにベランダがあります。
状態によってはベランダが壊れ転落してしまう可能性があるので、解体撤去をするとよいでしょう。
しかし、建物の印象を大きく変える工事になるので慎重に行う必要があります。
この記事では、ベランダの撤去に必要な費用と撤去方法を紹介します。
業者を利用せずDIYによっての撤去が可能なのか、再建築の場合の注意点も紹介するのでぜひご覧ください。
老朽化した建物の中で危険な場所の1つにベランダがあります。
状態によってはベランダが壊れ転落してしまう可能性があるので、解体撤去をするとよいでしょう。
しかし、建物の印象を大きく変える工事になるので慎重に行う必要があります。
この記事では、ベランダの撤去に必要な費用と撤去方法を紹介します。
業者を利用せずDIYによっての撤去が可能なのか、再建築の場合の注意点も紹介するのでぜひご覧ください。
老朽化したベランダの撤去は本当に必要?
長い間、雨風を受け続けてきたベランダは、ほかの場所よりも早く老朽化しやすい場所です。
出入りも多ければ、床から傷んでくる可能性が高く、そのままにしておくと大きなリスクがあります。
ベランダの崩壊やベランダの床を踏み抜いたり、手すりが外れたりして大けがをしてしまうことも珍しくありません。
あらゆる危険性を排除するためにも、崩壊しそうな箇所のあるベランダは撤去した方がよいでしょう。
ベランダの撤去のメリット・デメリット
ベランダを撤去する場合、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
メリットとデメリットについて、詳しく解説します。
メリット
老朽化で崩壊する可能性が高い場合、撤去により以下のメリットが得られます。
・安全性が向上する
・ベランダのメンテナンスが不要
・部屋の増築をする場合に楽になる
あまり使用していなかったベランダを撤去すれば、ベランダのメンテナンスが不要になります。
部屋の増築をする際にもベランダを気にせず増築ができるので、増築がしやすくなるでしょう。
崩壊しそうなベランダを撤去すれば、安全性を確保することも可能です。
デメリット
メリットが多いと聞くと、すぐにでもベランダを撤去しようと考える方もいるかもしれません。
しかし、ベランダの撤去をする場合、デメリットもあります。
メリットデメリットを理解したうえで、ベランダを撤去しましょう。
・洗濯を干すスペースがなくなる
・エアコンの室外機を置くスペースが新たに必要になる
これまでベランダに洗濯物を干していた場合、ベランダが撤去されてしまうと洗濯物を干す場所がなくなってしまいます。
エアコンの室外機をベランダに設置していた場合は、ほかの場所に室外機を置く必要もあるでしょう。
物干しや室外機の新たな場所探し・設置に手間がかかるのは、大きなデメリットといえます。
ベランダの撤去の費用相場はどれくらい?
ベランダを撤去する場合の費用相場はどれくらいなのでしょうか?
種類によって異なる費用・作業日数を紹介します。
種類 費用 作業日数
一般的なベランダ 20~50万円 3~7日程度
木製 30~75万円 3~7日程度
鉄製 30~65万円 3~7日程度
1階・2階のベランダは、それぞれ別に撤去費用がかかります。
2箇所あれば倍の費用がかかるのです。
なお、1階よりも2階のベランダの方が、解体費用は5~10万円ほど高めです。
解体後の廃材処分料も、別途5万円ほどかかるので気をつけましょう。
ベランダの撤去を業者に依頼する場合のポイント
「ベランダを撤去しよう」
そう決めたなら、すぐに撤去を開始したいものです。
ベランダを撤去する際には、まず業者へ依頼をします。
この章で、業者に依頼をする際のポイントを確認しましょう。
1.複数の業者に見積依頼をする
1社に見積もりを依頼し、すぐ作業してもらうのはリスキーです。
相場価格を知ることができないからです。
ベランダ撤去の依頼をする前には、複数の会社に見積依頼をしましょう。
それぞれの業者によって得意不得意もあるため、価格に差が出るのは仕方がありません。
複数の会社の見積もりを比較して相場価格を知り、価格が気になる場合は値下げ交渉をするとよいでしょう。
2.納得をしたうえで依頼をする
建物の状況や解体方法によっても、解体費用は異なります。
見積書をチェックして、金額や作業内容に納得をしたところに依頼をしましょう。
「1社しか見積もりをしなかった」
「見積もりを見て納得ができないが依頼をした」
このような依頼の仕方をしてしまうと、後からトラブルが起こる可能性もあります。
安い金額ではないベランダ撤去なので、納得できるまでこだわって依頼をしてください。
3.エアコンなどがあれば電気工事も必要になる
ベランダにエアコンの室外機を設置している場合は、移設が必要です。
しかし、多くの場合、解体業者ではこれらの機材の移設作業ができません。
この場合は、エアコンを購入した家電量販店やエアコン施工事業者に相談しましょう。
解体業者が移設に適した業者を紹介してくれる可能性もあるので、一度相談してください。
DIYでベランダを撤去するのは危険?
「ベランダが1階にあるし、広さもないからDIY撤去で大丈夫?」
そう考える方のために、DIYでベランダを撤去しても大丈夫なのかを解説します。
1.初心者には大変危険
ベランダの撤去は、1人では難しく危険な作業と認識してください。
2階などの高所解体作業の場合、思うように作業が進まないうえに転落の可能性があり危険です。
1階のベランダの場合は2階に比べて危険性はありませんが、慣れていないと手間取ることも多く怪我のリスクもあります。
初心者の場合はご自身で撤去をせず、業者に依頼をしてください。
2.適切な解体をしないと建物にも影響がある
ベランダの撤去後は必ず建物の補修を行います。
そのため、補修に使用する材料が粗悪品であったり雑に施工をしたりしてしまうと、補修箇所が目立ちます。
美観を損ねるだけが、デメリットではありません。
解体後に壁や屋根の補修をしっかり行わないと、補修箇所から雨漏りが起こる可能性もあります。
よって、解体業者へ依頼する方が見た目が美しく、雨漏りのリスクも少ないといえます。
ベランダの撤去後に再設置も可能?
解体後には、ベランダを新たに再設置することも可能です。
「古くなったベランダを撤去し、新しいものに交換したい」
そう考える場合には、再設置をしましょう。
解体業者ではなくリフォーム業者へ依頼すると、解体から再設置までをトータルで行ってくれます。
解体から再設置まで一括で依頼すれば、費用も抑えられるでしょう。
再設置を検討している方はぜひ、リフォーム業者へ相談してください。
まとめ
古くなったベランダは崩壊する可能性もあり、早急に撤去する必要があります。
撤去はDIYでも可能ですが、とても危険なので、業者に依頼をした方が安全です。
依頼をする場合は、複数の業者へ見積もりを取り、費用相場と実際の金額を理解し、納得したうえで依頼してください。
ベランダは一度撤去したあとに再設置も可能です。
必要に応じ、再設置も依頼してみましょう。