ウッドデッキのデメリットとは?設置前の検討ポイントも紹介

「ウッドデッキを設置してアウトドアリビングとして利用したい」と考える方は多いかもしれません。

ですが、設置したことを後悔する人も少なくないようです。


そこでウッドデッキのデメリットを知り、設置を検討するときの参考にしていただければと思います。


ウッドデッキを設置するデメリット

「アウトドアリビングとして使える」「おしゃれでくつろげる」「鉢植えやプランター栽培ができる」など、メリットが多いウッドデッキですが、当然デメリットも存在します。


「おしゃれにみえるから」と、安易な気持ちで設置したことで、後悔する人も多いです。


そういったことがないように、予めウッドデッキのデメリットについて知っておく必要があります。

以下、ウッドデッキ設置のデメリットについて、紹介していきます。


設置費用がかかる

当然ですが、ウッドデッキの設置には費用がかかります。

比較的安く設置できるケースもありますが、設置コストが安いと、その後のメンテナンスコストが高くなる傾向があります。


ある程度納得する品質のウッドデッキを設置するためには、人工木使用で1平方メートルあたり2.5~3.5万円ほど、天然木だと1~3万円ほどかかります。


天然木でも耐久性が高い素材の場合には3~4万円することもあります。

おおよそ3坪のウッドデッキを設置するためには、25~40万円ほど見込む必要があります。


高額な費用を払う必要があることは、デメリットといえるかもしれません。


メンテナンスが必要

野外に設置されるウッドデッキは、雨風や太陽光に晒されるため、定期的なメンテナンスを必要とします。

メンテナンスを怠ると、経年劣化による腐食が起こる可能性があり、最悪の場合は解体しなければならなくなります。


長く安全に使用するためには、定期的なメンテナンスが必要です。

そうなれば、当然メンテナンス費用が発生するため、余分な出費がかかります。


設置後、出費がかかり続けることも、デメリットの1つとして数えられるでしょう。


ウッドデッキ下に猫や害虫が発生することも

ウッドデッキの下には、ある程度の空間ができます。


この空間は手入れがしにくいことから、雑草が伸び放題になったり、野良猫が住み着いたりする可能性があります。

そうなれば、猫の糞や食べ残しなどが放置されるため、虫が発生する可能性があります。


実際に、ウッドデッキの下にハチの巣が作られたケースや、害虫が発生したケースがあるため、手入れやメンテナンスは必須といえるでしょう。


ウッドデッキの設置を後悔しないためのポイント

ウッドデッキ設置後に後悔しないためには、以下のポイントに気を付けてください。


配置場所について

まずは、ウッドデッキを設置する「場所」についてです。


日当たりの悪い場所に設置してしまうと過ごしにくくなりますし、逆に日当たりが良い場所に設置してしまい、夏に高温になりすぎて使えない、というケースがみられます。


ウッドデッキを設置するには、ある程度の日当たりで、周りから見えない場所を選ぶ必要があります。

特に新築でウッドデッキを設置する場合は、周囲の環境などが分からずに失敗してしまうケースが多いため、気を付けましょう。


ウッドデッキの下をどうするか

上記しましたが、ウッドデッキの下は雑草や野良猫、害虫の温床になりやすいです。

そのため、設置時にウッドデッキの下に処理を施しておくと、後々手入れが楽になります。


例えば「砂利を敷く」「コンクリートにする」などが、挙げられます。


全面をコンクリートにしてしまえば、草が生える心配もなくなりますし、手入れもホースで水を流すだけで良いので、手軽に済ませられます。


コンクリートは施工費用が高くなりますが、その分手入れが楽になるため、後々の手間を減らしたい人にはおすすめです。


材質選び

ウッドデッキの材質には、大きく分けて「天然木」と「人工木」があり、それぞれに特徴があります。


例えば「天然木」は、自然の色合いと加工のしやすさが魅力ですが、反面経年劣化しやすく、価格も高い傾向にあります。

逆に「人工木」は、価格や安く耐久性に優れ、腐食の心配が少ないです。


しかし自然の風合いに乏しく、夏場は高温になりやすいなどのデメリットもあります。

使用目的によって材質を選ぶことで、メンテナンスの手間をトラブルを減らすことが可能です。


何のためにウッドデッキを設置するか

ウッドデッキを設置する目的を、考えておく必要があります。


例えば、アウトドアリビングとして使用するのに、テーブルが置けないような大きさだと使いづらいでしょう。

子どもが遊ぶスペースとして使いたいのに、デッキ部分の隙間が大きいと安全に遊ばせられません。


このように「何のためにウッドデッキを使いたいのか」を考えてプランニングする必要があるのです。


ウッドデッキ以外の選択肢もある

アウトドアリビングとしても使えるウッドデッキですが、ウッドデッキ以外にも同じような目的に使える設備があります。


例えば、タイル敷きのタイルデッキ、アルミ素材で造るアルミデッキなどがあります。

メンテナンス性や耐久性がウッドデッキより高い場合もあるので、検討材料の1つにしても良いですね。


まとめ

「なんとなくおしゃれで使い勝手が良さそう」という考えだけでウッドデッキを設置すると、後悔することがあります。

まずは何のためにウッドデッキを設置したいのかを考えてから、検討すると良いでしょう。


設置の際には施工実績のある当社に相談していただければ、より良いご提案ができます。


ぜひお声がけください。