タイルデッキで後悔しないために知るべきことは!?失敗例から学ぼう

タイルデッキは1階の庭部分に取り付けるタイル張りのデッキです。

おしゃれで高級感があり、かつ耐久性も備えているため人気のある外構デザインの一つです。


ウッドデッキよりも管理が楽なため、手入れが苦手な方は重宝するでしょう。


今回はタイルデッキの後悔事例や失敗対策、メリット・デメリットを紹介します。

タイルデッキで後悔しないためにも、採用を検討中の方はぜひご覧ください。


タイルデッキの後悔事例5選

タイルデッキを選んで後悔するのは、事前の情報収集が不十分で懸念事項を把握できていないケースが多いです。


タイルデッキを選んで後悔しないためには、後悔・失敗事例からの学びを得る必要があります。

後悔事例を5つ紹介するので、確認したうえでタイルデッキを選ぶか決めましょう。


その1.汚れやすさの問題

暗い色味や無地のタイルデッキはおしゃれな反面、汚れが目立ちやすく注意が必要です。

暗い色味はスタイリッシュでおしゃれな雰囲気が強く選ぶ方が多いでしょう。

しかし、汚れやすさをきちんと把握していないと、思わぬ後悔をするかもしれません。


ベージュやオフホワイトなどの明るめの色味で、かつ模様やデザイン性のあるものなら汚れを見えにくくできるでしょう。

つなぎ目部分はタイルの色よりも若干濃い色にすると、汚れが目立たなくなります。


その2.滑りやすさの問題

雨や雪で濡れたタイルは、非常に滑りやすく危険です。

屋外用のタイルは、滑り止め加工が施されています。

しかし、ウッドデッキなどと比較すると滑りやすいため注意しましょう。

特に小さな子どもや、高齢の方がいる場合は注意が必要です。


追加で市販の滑り止め材を塗布すれば、事故を防げます。

屋根を併設したり、人がよく通る生活動線にタイルデッキを設置しなかったりするのも有効な対策です。


その3.夏場の照り返しや暑さの問題

夏場はタイルデッキの照り返しが部屋に入り込んだり、テラスデッキそのものが熱を持ったりと暑さ問題に悩まされます。

実際夏場は火傷するほどタイルデッキが熱くなる場合もあるため、注意が必要です。


シェードを利用し日陰を作ったり、タイルデッキに屋根を併設したりして対策をしましょう。


その4.設置費用の高さの問題

タイルデッキの施工費用の一般的な相場は以下の通りです。


広さ 施工費用

5平方メートル(3畳程度) 7.5~10万円

7平方メートル(4.5畳程度) 10~14万円

10平方メートル(6畳程度) 15~20万円

12平方メートル(8畳程度) 18~24万円

上記はあくまで相場です。

種類や業者によって価格は変動するため、実際どの程度費用が必要かを見積もるためにも事前に施工業者へ相談しましょう。


地面よりも高い位置にタイルデッキを敷くなら、追加費用が必要です。

モルタルなどを継ぎ足す必要があるため、別途費用がかかります。

目安としては、1平方メートルあたり7,000円~8,000円程度です。


その5.タイルが割れたり剥がれたりしてしまう問題

タイルデッキの施工は、施工業者・職人さんの技術力に大きく左右されてしまいます。

職人さんの技術が不十分だと、タイルが割れたり剥がれたりしてしまいます。

その場合、修繕が必要となり追加代金が発生してしまうため注意が必要です。


不要な出費を避けるためにも業者選びは慎重に実施し、保証の有無などもきちんと確認しましょう。


タイルデッキで後悔しないための対策

タイルデッキを選んで後悔しないためには、素材の選び方が重要です。


まず、タイルデッキと同じ用途で用いられるウッドデッキとの商品比較は必ず行いましょう。

比較検討しどちらが自身のライフスタイルと相性がいいかを見極められれば、後悔しなくて済みます。

タイルデッキの採用が決まれば、次にどのような目的で使用するかを決めます。

自身の理想の完成図をイメージとして持ち、施工業者と相談しながら素材などを決定していきましょう。


タイルの大きさも種類がたくさんあります。

タイルのサイズで代表的なものは以下の4つです。


・600角(60cm×60sm)


・300角(30cm×30cm)


・600×300(60cm×30cm)


・600×150(60cm×15cm)


タイルデッキはサイズで目地の入り方が大きく変わるため写真などを見ながら選んでいきましょう。

色やデザインで仕上がりは大きく変わるため、施工業者とも相談をしながら最適なものを選んでください。


後悔しないようタイルデッキのメリット・デメリットを知ろう

ここでは、タイルデッキのメリット・デメリットについて紹介していきます。


メリット


・耐久性が高く経年劣化が少ない


・掃除がしやすくメンテナンスフリー


・デザインや色の選択肢が豊富


デメリット


・夏場は表面が熱くなる


・太陽の照り返しが強い


・濡れると滑りやすくなる


メリット・デメリットをきちんと把握したうえで、タイルデッキを選ぶかどうかを決めてください。


まとめ

おしゃれで高級感がありつつ、メンテナンスも少なく済むのがタイルデッキの魅力です。

その反面、後悔事例を目・耳にする機会も多いため取り入れるかどうかを悩む方は多いでしょう。


弊社は外構工事の施工実績も豊富です。

お悩みの方はまずはお気軽にご相談ください。

相談しながらぜひ一緒に、満足・納得いただけるマイホームづくりをしましょう。