外構をやってない家の理由とは?想定されるデメリット・対処法を解説

外構工事をやってない理由について気になる方へ。

外構工事をしない状態が必ずしも悪いわけではありません。

しかしながら、外構工事をしないために生じるデメリットは認識しておくべきです。


そこで今回の記事では、外構工事をしない主な3つの理由を紹介します。

加えて、生じるであろうデメリットと、トラブルの対処法や費用の抑え方も解説しています。

ぜひ、最後までご覧いただき、予算に応じた外構工事を検討しましょう。


外構をやっていない家に関してよくある3つの理由

外構をやっていない家の理由は主に3つあります。


1.必要を感じていないから


2.工事費用がないから


3.デザインや施工内容を検討中だから


外構をそのままにしていても、デメリットが生じないケースもあるのでしょうか。

それぞれの理由について解説します。


①必要性を感じていない

もともとエクステリア面積が狭く、外構に手をかける必要はないと考える方もいます。

また、ライフスタイルによっては生活に直接関わらないため、外構に手をかける必要を感じない方もいます。


外構工事には高額な費用がかかるのが一般的です。

そのため、必要を感じた部分しか手を付けないケースも少なくありません。


②工事費用がない

工事費用がなくてそのままになっているケースもあります。

住宅部分にこだわったため外構にまで予算が回せない、工事の予定が変わって費用が足りなくなった。

上記の2つが多く見られる理由です。


費用が足りなくなった方の中には、あとから外構工事に着手する例も見られます。

費用が用意できるまで、一時的に外構がそのままになっているケースもあります。


③デザインや施工内容を検討している

外構にこだわりたいため、時間をかけて検討する方もいます。

多くの場合、家の完成とともに外構工事も終わるケースが一般的です。


しかしながら、家の引き渡し後に外構工事に着手する例もあります。

完成した家との兼ね合いや、ライフスタイルに合わせた外構を考えるには時間が必要です。

そのため、業者との打合せの都合で工事に時間がかかっている場合もあります。


外構をやっていない家のデメリットを5つ解説

外構をそのままにしておくと次のデメリットが生じます。


1.家の見栄えが悪くなる


2.防犯面・安全面に不安が残る


3.メンテナンスの手間がかかる


4.プライバシー確保が難しい


5.近隣住宅に迷惑をかける


住宅の条件・環境によっては、緊急を要するケースもあるはずです。

生活していくうえで問題にならないか考え、外構のあり方を検討しましょう。


①家の見栄えが悪くなる

住宅の外観にこだわって設計しても、外構が荒れていると見栄えが悪くなります。

外構・エクステリアは住宅全体の印象を左右する場所です。

全体のバランスを見て、住宅の外観を損なっていないいかチェックしましょう。


②防犯面・安全面に不安が残る

囲いや門がなければ、外部から侵入しやすくなります。

道路との境界がわかりにくいと、車や自転車が勝手に敷地内に侵入するケースもあります。


また、子どもやペットが遊んでいて道路に飛び出してしまう可能性もあるでしょう。

防犯・安全面で不安が残る点は否めません。


③メンテナンスの手間がかかる

外構が手つかずで土のままの敷地には雑草が生えやすくなります。

そのため、こまめな除草・除虫は避けられない問題です。


また、天気が悪いと土がぬかるみ、家のまわりが汚れてしまいます。

靴や服が汚れる場合もあり、洗濯にも手間がかかるでしょう。

メンテナンスや諸々の手間がかかる点もデメリットです。


④プライバシー確保が難しい

外構がそのままだと、敷地のまわりに囲いがありません。

そのため、家の外から生活が見えてしまい、プライバシーが確保できません。


カーテンを開けられない、洗濯物を干せないなど、日常に支障が出てきます。

外からの目を意識して、家でくつろげなくなるでしょう。


⑤近隣住宅に迷惑をかける

外構がそのままだと、近隣の住民に迷惑をかけるケースもあります。

なぜなら、外構がそのままだと砂埃が舞い、近隣の家の窓や洗濯物を汚してしまうからです。


また、生い茂った雑草から発生する虫が、近隣の家に侵入する可能性も考えられます。

トラブルを避けるためにも、最低限の外構はやっておくと安心です。


外構をやってない家で起こるトラブルの対処法

外構をやってない家では、さまざまなトラブルが生じます。

予算の都合で外構に費用を回せない場合は、最低限必要な箇所だけでも対処しましょう。

対処しておくべき場所を以下に列挙しました。


・玄関・アプローチ


・塀・フェンスなどの囲い


・駐車場


・近隣住宅や道路との境界


・土のままになっている場所


いずれも、外構未着手の場合、泥汚れ・不審者・水たまりなどトラブルが多発する場所です。

具体的な対処法としては、舗装・囲い・整地・目隠しなどが効果的といえます。

これらは費用を抑えて対処できるので、ぜひ検討してください。


外構工事について費用を抑えるコツ

費用を抑えて外構工事をするには、次のコツがあります。


・工事する場所を絞る


・シンプルなデザインにする


・相見積もりをとって業者を選ぶ


優先順位の高い場所から順番に工事していく点がコツです。

まずは、生活するうえで、影響の大きい場所から始めましょう。

シンプルなデザインで、素材価格が安いものを選べば費用を抑えられます。


また、同じ工事内容でも、業者によって費用が変わる点に注意してください。

複数の業者から相見積もりをとりましょう。

費用や施工内容を比較・検討すると、より安価な業者を探せます。


まとめ

外構はそのままにしておくと、トラブルになる可能性が高まります。

工事費用をかけられない場合も、工事場所や使用する商品、依頼する業者を厳選すれば出費を抑えられます。

優先順位の高い場所、予算的に可能な場所から検討するとよいでしょう。


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