「ウッドデッキを設置したいけれど、人工木が良いって本当?」
ウッドデッキの素材を人工木にすると、どのようなメリットがあるのか気になる方へ。
ウッドデッキは材質によって魅力が異なるので、しっかりと把握したうえで商品を選ぶとよいでしょう。
今回の記事では、ウッドデッキを設置する際に必要な基礎知識を解説します。
さらに、人工木の魅力や注意したい点についても詳しく紹介します。
ぜひ、最後までご覧いただき、ウッドデッキ選びに役立ててください。
人工木のウッドデッキについて理解したいポイント
人工木のウッドデッキは樹脂と木粉で作られ、水に強い点が特長です。
人工木のウッドデッキについて、押さえておきたいポイントは以下の通りです。
1.費用相場
2.サイズ
3.オプション
それぞれ詳しく解説します。
①費用相場|商品とサイズで変わる
ウッドデッキは、同じサイズでも商品によって価格が変わります。
ウッドデッキをどこに使うのか考えてから選びましょう。
サイズと価格変化の一例を紹介します。
1.5間 2,726mm 2.0間 3,626mm 2.5間 4,346mm
3尺 916mm 179,340円 234,700円 269,920円
4尺 1,216mm 241,840円 317,500円 368,420円
5尺 1,516mm 268,040円 354,800円 412,820円
ウッドデッキの設置には、商品代のほかに工事費もかかります。
費用は業者によって異なるので、相見積もりをとって比較するとよいでしょう。
②サイズ|利用目的で選ぶ
ウッドデッキを選ぶ際、サイズに迷う方は少なくありません。
何のためにウッドデッキを設置したいのか、明確な目的があると必要なサイズが見えてきます。
サイズが合わないと目的を果たせず、無意味な買い物になるので注意しましょう。
人工木のウッドデッキについて、利用目的とサイズ感を表にまとめました。
利用目的 サイズの目安
子どもやペットの遊び場 横幅約2.5m×奥行約2m
家族がつくろぐための場所 横幅約4m×奥行約3.5m
洗濯物を干す場所 横幅約3.5m×奥行約1.5m以上
特に、「家族がくつろぐ場所」として必要なサイズは、ウッドデッキでどう過ごしたいかによって変わります。
上記の表で提示したサイズは、ウッドデッキにテーブルを出して食事ができる広さです。
利用目的を具体的にするほど、満足度の高い結果につながります。
③オプション|快適さを向上させる
オプションを設定しているメーカーは数多くあります。
以下では、主なオプションのラインアップを紹介します。
・フェンス(目隠し)
・ステップ(階段)
・照明
・床下メッシュ囲い
・防草シート
同じ種類のオプションでも、デザインや価格帯、機能はメーカーによってさまざまです。
機能性を重視した商品もあれば、デザイン性に力を入れたものもあります。
どのような空間を演出したいかで、最適な商品も変わります。
十分に比較・検討して決めるようにしましょう。
人工木ウッドデッキ4つの魅力
ウッドデッキは素材によって魅力が異なります。
人工木ウッドデッキの魅力は、次の点です。
1.ささくれができなくて安心
2.メンテナンスが手軽
3.害虫・腐食に強い
4.耐久性が高く寿命も長い
それぞれ詳しく解説します。
魅力①ささくれができなくて安心
天然木ウッドデッキは、経年劣化でささくれや割れが生じる可能性があります。
しかしながら、人工木ウッドデッキには、ささくれの心配がありません。
子どもやペットを遊ばせたい場合でも安心です。
魅力②メンテナンスが手軽
天然木ウッドデッキは、木材を保護するために定期的な薬剤塗布が必要です。
人工木ウッドデッキは薬剤塗布が不要なので、手間と費用を省けます。
泥や汚れがついても簡単な掃除で落とせるため、メンテナンスの手軽さが魅力です。
魅力③害虫・腐食に強い
ウッドデッキの床下は、シロアリの住処になりやすい環境です。
しかし、人工木ウッドデッキは樹脂や木粉などでできているため、シロアリに食われる心配がありません。
また、防水加工がされており、腐食に強いメリットもあります。
魅力④耐久性が高く寿命も長い
人工木ウッドデッキは雨や紫外線を受けても劣化しにくく、変色もしにくいため寿命が長い点もメリットです。
色あせしにくい商品を選べば、理想通りのウッドデッキを長期間にわたり楽しめるでしょう。
人工木ウッドデッキ2つの注意点
人工木ウッドデッキには次のような注意点もあるので、理解しておきましょう。
・日差しが強いと熱くなる
・塗り直しはできない
詳細を解説します。
注意点①日差しが強いと熱くなる
人工木に使われている素材の中には、強い日差しを受けて高熱になる場合があります。
「ポリプロピレン」「ポリエチレン」など、素材についてもチェックしておきましょう。
火傷の危険があるため、夏場は特に要注意です。
メーカーによって人工木の素材はさまざまで、蓄熱性、表面温度、体感温度がそれぞれ異なります。
熱くなりにくい商品もあるので、チェックしておきましょう。
注意点②塗り直しはできない
人工木ウッドデッキは塗り直しができない商品です。
したがって、色の塗り直しはできません。
希望する色か、近いものを最初にしっかり選ぶ必要があります。
また、メーカーや商品によって、色のレパートリーや素材感が異なります。
長く使うことを念頭に置いて比較してください。
まとめ
ウッドデッキは、利用目的に合わせて材質を選ぶと失敗する可能性が下がります。
メンテナンスに手間や費用をかけたくない、長期間安心して利用したい方は、人工木を選びましょう。
設置にかかる費用は業者によって変わるので、どのように使いたいか相談するとより具体的に検討できます。
株式会社IRONANO工業は、ウッドデッキをはじめ外構工事の実績が多い会社です。
事例も複数掲載しておりますので、ぜひ検討材料にしてください。
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