カーポートの相場価格とは?1台用・2台用・3台用をまとめて紹介

「カーポートの価格相場はどれくらい?」

「カーポートにかかる費用を抑える方法を知りたい」

「カーポートの選び方を知りたい」


雨や風、紫外線は少しずつ車にダメージを与えます。

キレイな車に長く乗るためにも、カーポートがあると安心です。

そこでこの記事では、以下の内容を開設します。


・カーポート台数別価格相場


・カーポート標準設置費用


・カーポートの選び方


カーポートの価格・設置費用相場を知り、車を守りましょう。


カーポートの価格相場は台数・材質・デザイン性によって変わる

結論をお伝えする前に、前提となる知識を頭に入れておいてください。

カーポートの価格相場は、以下の要素によって異なります。


・台数


・材質


・デザイン性


車の台数が多くなるほど価格は上がりますし、スタイリッシュなデザインを求めればその分費用も割高になるでしょう。

屋根の材質も価格を決める重要なポイントです。


一般的なカーポートの屋根は、台風や積雪に対応していない安価なポリカーボネートと呼ばれるプラスチック素材です。

台風や積雪に対応しているカーポートを希望する場合、ガルバリウム鋼板と呼ばれるスチールでできた頑丈な素材を使用します。


そのため、20万円程度高くなります。


カーポートの価格相場|1台用・2台用・3台用のサイズ別

カーポートの価格相場を、以下の台数別で解説します。


・1台用


・2台用


・3台用


それぞれの価格相場について、詳細を確認しましょう。


1台用の価格相場|15万8,500〜64万4,000円

1台用カーポートの価格相場を、タイプごとにまとめました。


タイプ 本体価格相場 標準工事費用相場 総価格相場


コストを抑えたい方向け


12~25万円 3万8,500~4万4,000円 15万8,500~29万4,000円


頑丈にしたい方向け


30~60万円 3万8,500~4万4,000円 33万8,500~64万4,000円


デザイン性を重視したい方向け


30~60万円 3万8,500~4万4,000円 33万8,500~64万4,000円


なお1台用カーポートの大きさは、幅2.4m〜3m・奥行5m〜5.7mが一般的です。


2台用の価格相場|27万5,000〜206万5,000円

2台用カーポートの価格相場を、タイプごとに以下の表にまとめました。


タイプ 本体価格相場 標準工事費用相場 総価格相場


コストを抑えたい方向け


22万〜40万円 5万5,000~6万5,000円 27万5,000~46万5,000円


頑丈にしたい方向け


50万~90万円 5万5,000~6万5,000円 55万5,000~146万5,000円


デザイン性を重視したい方向け


100万~200万円 5万5,000~6万5,000円 105万5,000~206万5,000円


2台用のカーポートの大きさは、幅3.6m〜6m・奥行5m〜5.7mが主流になっています。


3台用の価格相場|59万〜233万2,000円

3台用カーポートの価格相場は以下のとおりです。


タイプ 本体価格相場 標準工事費用相場


コストを抑えたい方向け


48~65万円 11万円~13万2,000円 59万〜78万2,000円


頑丈にしたい方向


85~150万円 11万円~13万2,000円 96万~163万2,000円


デザイン性を重視したい方向け


150~220万円 11万円~13万2,000円 161万円~233万2,000円


3台用のカーポートの大きさは、幅7m〜8m・奥行5m〜5.8mが一般的になっています。


相場より安くする!カーポートの価格を抑える3つのポイント

カーポートの価格を抑えるポイントは、以下の3つです。


1. 複数の業者から見積もりを取る


2. 相場より極端に安い場合は気をつける


3. 信頼や実績のある業者へ依頼する


詳しく見てみましょう


1.複数の業者から見積もりを取る

カーポートの価格を抑えるためには、複数の業者から見積もりを取りましょう。

見積もりを複数の業者から取ると、相場と最安値がわかります。

見積もりを取った業者の中から、価格や内容が合致した業者を選ぶと安心です。


また見積もりを取る際は、業者の数を増やしすぎてもよくありません。

選択肢が増え過ぎると悩んでしまうため、見積もりを取る業者の数は3社までにしましょう。


2.相場より極端に安い場合は気をつける

カーポートの価格が相場より極端に安い場合、次の可能性が考えられます。


● 何かの費用が大きく削られている


● 性能が低い


費用が削られている場合は、その分の費用を追加で支払う必要があります。

さらに性能が低ければ、それを補うためにオプション工事や加工工事、または買い替えが必要になるでしょう。


費用総額が相場より高くならないように、カーポートの価格が相場より極端に安い場合は気をつけてください。


3.信頼や実績のある業者へ依頼する

カーポートを設置する際は、信頼や実績のある業者へ依頼しましょう。

名前も知らない業者より、有名で実績のある業者へ依頼したほうが、失敗するリスクを減らせます。

失敗による追加費用発生の可能性が低いので、結果的に価格を抑えられます。


カーポート業者は、以下4つのメーカーが有名です。


● LIXIL(リクシル)


● YKK AP


● 三協アルミ


● 四国化成


メーカーで悩んだ際は、これらを選ぶと安心です。


カーポートの選び方|現在と未来の状況を把握する

カーポートを選ぶ際は、現在と未来の状況をきちんと把握して選びましょう。

現状と未来の状況を把握したカーポートの選び方を、いくつかピックアップしてみました。


● 敷地の広さをしっかり計測し、広さに合ったカーポートを選ぶ


● 車の台数が増える可能性がある場合、増える台数用のカーポートを選ぶ


● 台風や積雪が多い地域は、台風や積雪に耐えられる素材のカーポートを選ぶ


● 車のトランクを最大まで開けられる高さのカーポートを選ぶ


まずは、カーポートの台数・素材など、基本的な構想を決めましょう。

そのあと、サイドパネルの有無や柱の本数などのオプション部分を決めると、スムーズに選べます。


まとめ

カーポートを購入して設置する際は、まず価格相場を理解しておきましょう。

カーポートの価格相場は台数によっても異なるため、どのサイズを選ぶかも決めておいてください。


また購入必要を抑えるためには、複数の業者から見積もりを取ったり、信頼できる方に依頼したりなどが挙げられます。

価格相場を知っていれば、悪徳業者に騙されることもないでしょう。

ぜひこの記事を参考に、カーポートの購入を検討してくださいね。