カーポートのメリットとデメリットを詳しく解説!上手な活用法も紹介

自宅にカーポートの設置を考えているという方は多いのではないでしょうか?

今回は、カーポートを設置するメリットとデメリットをお伝えします。

カーポートを車の駐車以外に活用できる方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


カーポートとは

カーポートをそのまま日本語にすると「CAR=車」の「PORT=港」となります。

要するに、車を駐車する車庫のことです。

カーポートは柱と屋根だけでつくられているのが特徴で、アルミやスチール製の柱の上にポリカーボネートや熱線遮断FRPやアクリル製などの屋根が設置されます。


カーポートには用途に応じて1台用、2台用、3台用などが用意されています。

カーポートは代表的なエクステリア商品で、組み合わせ次第で何台でも駐車することができます。


カーポートの6つのメリット

以下に、カーポートのメリットを6つ紹介します。


1.上空からの落下物を防げる

カーポートを設置する大きなメリットとして、雨や雪や雹などから大切な車を守れることが挙げられます。

また、強風などによって飛来したものや、カーポートに隣接する家の上階から落ちたものが車に当たることを防ぐことも可能になるでしょう。


他にも、上空からは鳥のふんの落下があったり、黄砂などの飛来があったりします。

カーポートがない青空駐車の状態だと、せっかく晴れた日に洗車をしたのに天気が崩れて、あっという間に車が汚れてしまったという経験をお持ちの方もたくさんいるでしょう。

カーポートがあればそのようなことを防ぐことができます。


2.雨に濡れないで乗り降りができる

カーポートを玄関につなげて設置すれば、傘がなくても濡れずに家の出入りができます。

買い物をしてたくさんの荷物があるときや、小さなお子さんを抱っこしている場合などはとても便利です。


3.車内の暑さを軽減できる

特に暑い時期には、屋根がなければ車に乗ったときに熱気でむせ返り、汗が一気に噴き出してくることもあります。

しかし、日差しを遮る屋根付きのカーポートなら、暑さを軽減させることができます。


4.車に霜がつかなくなる

寒い冬には、朝の忙しいときに車に霜がついていてすぐに出かけられない経験をしている方もたくさんいます。

カーポートを設置すれば、霜がほとんどつかなくなり、ひと手間省くことができます。


5.除雪の手間を軽減できる

雪が降る地域では、冬場の雪かきが出かけるときの大きなネットとなりますが、カーポートを設置すれば、その場所の除雪の作業を省くことができます。

道路に面して設置するなど工夫をすれば、雪かきなしで朝の忙しい時間に楽々出勤することも可能です。


6.施工費用が安い

車庫に比べると、カーポートの設置費用はかなり安いです。

依頼する業者や設置方法や商品によっても異なりますが、車1台分であれば10万円台からでも設置可能となっています。


カーポートの4つのデメリット

たくさんのメリットがあるカーポートですが、以下に4つのデメリットを記載します。


1.乗降時に柱が邪魔になることがある

構造上カーポートにはどうしても屋根を支える柱が必要になります。

そのため、柱が乗降時に邪魔になることもあり、柱にドアをぶつけて傷つけてしまうこともあります。

乗り降りの際は注意が必要です。


2.玄関前に圧迫感が出る

設置の仕方や土地の広さによっても異なりますが、カーポートを玄関前に設置した場合などは、圧迫感が出てしまうことがあります。

そうならないように、奥行きや間口や高さにも注意しながら設置することをおすすめします。


3.車庫より耐久性が劣る

カーポートをガレージと比較すれば、構造上の問題でどうしても耐久性が劣ります。

前後左右をしっかり囲んでいるガレージなら、台風や突風にも耐えられます。

しかし、柱と屋根しかないカーポートだと、屋根が吹き飛ばされたり倒壊してしまったりすることもあるのが現状です。


4.日当たりが悪くなる

カーポートを設置することよって、日差しをカットしてしまうことがあります。

それを防ぐため、設置場所を十分に考えましょう。


カーポートの活用法

カーポートのおすすめの活用法を5つ紹介します。

カーポートの本来の目的は車を駐車することですが、それ以外にもいろいろな目的に活用可能となっています。


1.洗濯物を干す

屋根があるカーポートは、洗濯物を干す格好のスペースです。

日中は車を停めていないのであれば、布団や絨毯なども乾かすことができます。


屋根を高くしたり、1台用でも幅を広くしたりするなど工夫をすれば、車があっても洗濯干し場としていつでも利用可能です。

サイドパネルを設置すれば、雨の日でも洗濯物が干せるようになります。


2.子どもやペットの遊び場に

カーポートをちょっとした子どもの遊び場にすることができます。

カーポートにもシャッターを付けることは可能なので、出口を壁などで防げば愛犬がくつろげるテラスにすることも可能です。


3.洗車場に

屋外に水道を設置すれば、カーポートを洗車場としても利用できます。

屋根付きなので、急に雨が降ってきても安心です。


4.日曜大工や整備場に

屋根付きのカーポートは、車の整備場はもちろん自転車の整備やDIYを楽しめる場所にもなります。


5.倉庫に活用

車が1台しかない場合は、2台用のカーポートを設置して物置や自転車を停める場所をして活用することもできます。


まとめ

ご紹介したように、カーポートには本来の目的以外にも工夫次第でさまざまな活用法があります。

当社ではカーポートだけでなくガレージ設置の相談に応じています。

見積りも無料で行っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。