皆さん、こんにちは。埼玉県加須市を拠点に、外構・エクステリア工事を手掛けている株式会社IRONANO工業です。
自宅に車が2台ある場合、カーポートも2台用にするべきなのでしょうか。
雨の日の使いやすさを考えれば、2台とも屋根の下に停められる方が便利です。しかし、2台用カーポートは本体が大きく、1台用より費用もかかります。
「2台目はあまり使わないから、1台用で十分ではないか」
「庭を狭くしてまで2台用を付ける必要はない気がする」
このように考えている方も少なくありません。
結論として、車が2台あるからといって、必ず2台用カーポートを設置する必要はありません。
2台目の使用頻度が低い家庭や、将来的に車を減らす予定がある家庭では、1台用の方が暮らしに合う場合もあります。
ただし、現在の車の台数だけで決めてしまうと、数年後に不便を感じる可能性があります。この記事では、2台用カーポートがいらない家庭と、設置した方が後悔しにくい家庭の違いを解説します。
■車が2台でも2台用カーポートはいらない?
カーポートの大きさは、所有している車の台数だけで決めるものではありません。
重要なのは、2台をどのくらいの頻度で使うのか、どちらの車を優先して守りたいのかという点です。
夫婦がそれぞれ毎日車を使う家庭と、2台目を休日にしか使わない家庭では、必要な屋根の広さが異なります。
また、現在は2台所有していても、子どもの独立や退職などをきっかけに、将来1台へ減らす予定があるかもしれません。
反対に、今は軽自動車2台でも、数年後にミニバンやSUVへ買い替える可能性もあります。
「今、車が何台あるか」だけではなく、これからどのように使っていくかまで考えることが大切です。
■2台用カーポートがいらない家庭

・2台目の使用頻度が低い
2台目が休日用や買い物用で、普段はほとんど動かさない場合、必ずしも2台分の屋根は必要ありません。
毎日使用する車だけをカーポートの下に停め、使用頻度の低い車は屋根のない場所に置く方法もあります。
メインの車を雨や日差しから守れれば十分と考える家庭なら、1台用にすることで費用を抑えられます。庭や通路の広さも残しやすくなるでしょう。
ただし、どちらの車を屋根下に停めるかが頻繁に変わる場合は、毎回入れ替える手間が発生します。生活の中で無理なく運用できるかを考えておきましょう。
・2台目を一時的に所有している
社用車を一時的に自宅へ停めている場合や、家族の事情によって短期間だけ2台所有している場合も、2台用を急いで設置する必要はありません。
カーポートは一度設置すると簡単には移動できない設備です。
数年後に使わなくなる可能性が高いのであれば、現在の状況だけに合わせて大きな屋根を付けるより、長期的な暮らしを優先した方がよいでしょう。
・将来的に車を1台へ減らす予定がある
子どもの独立や退職、生活圏の変化によって、車を1台へ減らす予定がある家庭では、2台用カーポートが過剰になることがあります。
もちろん、余った屋根下を自転車置き場や作業スペースとして活用することは可能です。
ただし、その使い方を予定していないのであれば、設置費用や圧迫感を考えると、1台用で十分な場合もあります。
将来の車の台数が変わったときに、空いたスペースをどのように使うかまで想像してみてください。
・庭やアプローチを広く残したい
2台用カーポートは、駐車場の大部分を屋根で覆います。
敷地によっては、庭や植栽スペースが狭くなったり、玄関まわりに圧迫感が出たりすることもあるでしょう。
子どもが遊べる庭を残したい、ウッドデッキを設置したい、外構全体の開放感を大切にしたいという家庭では、1台用にして空間を分ける方法もあります。
車の利便性だけでなく、庭をどのように使いたいかも含めて考える必要があります。
・室内への明るさを優先したい
カーポートがリビングや玄関の窓に近い場合、大きな屋根によって室内が暗く感じられることがあります。
特に2台用は屋根の面積が広いため、設置する位置によっては採光への影響が大きくなります。
日中の明るさや建物の外観を優先したい家庭では、1台用へ小さくする、住宅から距離を取るといった方法を検討してみましょう。
■2台用にした方が後悔しにくい家庭
・夫婦がそれぞれ毎日車を使う
2台とも通勤や送迎で毎日使う場合は、2台用カーポートの利便性が高くなります。
片方の車だけ屋根下に停めると、雨の日に使う車へ合わせて入れ替えなければならないこともあるでしょう。
帰宅する順番が毎日変わる家庭では、屋根下の場所を決めるだけでも小さなストレスになります。
2台とも長期間所有する予定で、使用頻度にも大きな差がないなら、最初から2台分を覆った方が使いやすくなります。
・子どもや高齢者を乗せる機会が多い
小さな子どもをチャイルドシートへ乗せたり、高齢の家族の乗り降りを支えたりする場面では、屋根の有無が使いやすさを大きく左右します。
雨の中で傘を差しながらドアを開け、荷物やベビーカーを積み込むのは簡単ではありません。
どちらの車にも家族を乗せる可能性があるなら、2台とも屋根の下に停められる方が安心です。
この場合、車体が収まるだけの幅ではなく、ドアを十分に開けられる余裕も確保しましょう。
・将来、大きな車へ買い替える可能性がある
現在の車が軽自動車やコンパクトカーであっても、家族が増えればミニバンやSUVへ買い替えることがあります。
今の車に合わせて小さな1台用を選ぶと、買い替え後に車体が屋根からはみ出したり、柱がドアの開閉を邪魔したりするかもしれません。
カーポートは車よりも長く使うことがある設備です。
現在のサイズだけでなく、将来選びそうな車種まで想定しておくと、設置後の後悔を防ぎやすくなります。
・自転車やバイクも屋根下へ置きたい
2台用カーポートは、車だけを停める場所とは限りません。
少し余裕のある寸法を選べば、家族の自転車やバイク、ベビーカーなどを屋根下へ置けます。
1台用カーポートを設置した後、別にサイクルポートを追加すると、結果的に費用が高くなる場合もあります。柱が増え、外構全体が窮屈に見えることもあるでしょう。
車以外に屋根下へ置きたいものがある場合は、2台用を含めて比較してみる価値があります。
■2台用カーポートのデメリット
2台用カーポートには利便性がありますが、設置すれば必ず満足できるとは限りません。
最も分かりやすいデメリットは、1台用より費用がかかることです。
本体価格だけでなく、基礎工事や土間コンクリートの施工範囲も広くなります。照明やサイドパネルなどのオプションを追加すれば、さらに予算が必要です。
屋根の面積が大きいため、住宅の外観や室内の明るさに影響する可能性もあります。
また、柱の位置によっては駐車しにくくなることがあります。
2台分の屋根があっても、柱が車の進入経路やドアの近くにあれば、毎日の車庫入れで気を使うことになるでしょう。
価格や屋根の広さだけでなく、車を停めた状態で人がどのように動くかまで確認する必要があります。
カーポートの種類や駐車場まわりの工事内容を確認したい方は、こちらからご覧いただけます。
■1台用を選んで後悔しやすいケース
・使う車が日によって変わる
夫婦が2台を入れ替えて使っている家庭では、1台用にすると不便が生じやすくなります。
翌朝使う車を屋根下へ移動させるために、夜のうちに車を入れ替える場面も出てくるでしょう。
最初は気にならなくても、毎日のことになると負担に感じます。
「メインの車が決まっているか」は、1台用で十分かを判断する重要なポイントです。
・後から簡単に増設できると思っている
将来必要になったら、1台分を後から継ぎ足せばよいと考える方もいます。
しかし、カーポートの増設は必ずできるとは限りません。
設置した商品が廃番になっていたり、既存の柱や基礎の位置が増設に適していなかったりすることがあります。屋根を無理につなげることで、雨漏りや強度の問題が生じる可能性もあります。
将来2台用へ変更する可能性が高いなら、最初から増設を見越した配置にしておきましょう。
・自転車置き場を別に作ることになった
1台用カーポートを設置した後に、自転車やバイクを置く場所が足りないと気付くケースもあります。
その結果、サイクルポートや物置を追加し、最初から2台用にするより費用がかかることも珍しくありません。
現在持っているものだけでなく、子どもの成長に伴って自転車が増える可能性も考えておきたいところです。
■2台用以外の選択肢もあります
2台用にするか、1台用にするかの二択で考える必要はありません。
敷地に奥行きがある場合は、縦列駐車用のカーポートを選ぶ方法があります。間口が狭い土地でも2台分の屋根を確保しやすい反面、奥の車を出す際に入れ替えが必要です。
1台用カーポートを2基に分ける方法もあります。
住宅や庭を避けて配置しやすく、車同士の間隔も取りやすくなりますが、柱の本数や工事費が増える可能性があります。
メイン車だけに1台用カーポートを設置し、もう1台分は土間コンクリートだけ整備する方法も現実的です。
将来の台数が決まっていない場合は、後からカーポートを設置できるよう、配管や基礎の位置を考えて駐車場をつくる選択肢もあります。
1台用と2台用のどちらが合うか決まっていない段階でも、敷地に合わせた相談ができます。
■図面で確認しておきたいポイント
カーポートの大きさを決める際は、商品カタログの寸法だけで判断しないようにしましょう。
まず、実際の車を停めた状態で、ドアをどこまで開けられるか確認します。
車体同士の間隔が狭いと、子どもを乗せたり、荷物を積み込んだりする際に不便です。柱とドアが重ならないかも見ておきましょう。
道路からの進入経路も重要です。
前面道路が狭い場合や、門柱や塀が近くにある場合は、2台用カーポートを設置してもスムーズに入れないことがあります。
玄関までの動線、自転車が通る場所、ゴミ出しの経路なども図面へ落とし込み、家族全員が無理なく使えるか確認することが大切です。
■まとめ|2台用が必要かは車の台数だけで決めない
車を2台所有していても、必ず2台用カーポートが必要とは限りません。
2台目の使用頻度が低い家庭、将来車を減らす予定がある家庭、庭や室内の明るさを優先したい家庭では、1台用の方が合う場合があります。
一方、夫婦がそれぞれ毎日車を使う家庭や、子どもや高齢者の乗り降りが多い家庭、自転車も屋根下へ置きたい家庭では、2台用にするメリットが大きくなります。
現在の車だけに合わせず、数年後の家族構成や車種まで想定して選びましょう。
株式会社IRONANO工業では、1台用や2台用を前提に決めつけるのではなく、敷地の広さや車の使い方、庭とのバランスを確認したうえでプランをご提案しています。
加須市・羽生市・行田市周辺でカーポートの大きさに迷っている方は、まだ希望が固まっていない段階でも、お気軽にご相談ください。

