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お役立ちコラム土間コンクリートの単価はいくら?施工方法や仕組なども詳しく解説!

2022.04.20

「そもそも土間コンクリートって何なの?」「土間コンクリートにするにはいくらかかるの?」などの疑問をお持ちの方も大勢いることと思います。

このコラムでは、土間コンクリートの仕組や施工方法などを詳しく解説した上で、気になる単価や工事費用を抑えるコツなどを紹介します。
自宅の庭や駐車場などをコンクリート舗装したい方には、参考になる内容となっているので、ぜひご覧ください。

土間コンクリートの単価はいくら?施工方法や仕組なども詳しく解説!

土間コンクリートとは

土間コンクリートというのは、地面に直接打ったコンクリートのことで、通常は灰色ですが、仕上げ方によっては見た目を大きく変化させることも可能です。
一般住宅では、駐車スペース、玄関アプローチ、犬走り、ウッドデッキや物置小屋などの床下などによく用いられています。

土を土間コンクリートにすることにより、地面を硬くできるので、車の出入りをスムーズにできたり、水たまりやぬかるみや雑草が生えてくるのを防止したりできるなどのメリットを得られます。

土間コンクリートは、舗装工事の中では最もお金が掛からない点も大きなメリットです。

土間コンクリートの仕組と施工方法

土間コンクリートの仕組を簡単に説明すると、土の上に砕石を敷き、その上にワイヤーメッシュ入りのコンクリートが設置されています。
構造的には、上からコンクリート、砕石、土の3層構造ですが、施工方法は複雑で多くの工程が必要です。

以下が、一般的な土間コンクリートの作業手順です。

手順1. 土を削り取る

まずは、仕上がりの表面を周囲と合わせるために土を掘削します。
作業にはスコップなどを使用しますが、範囲が広い場合はユンボなどの重機を用います。

手順2.砕石を敷く

土を削り終わったら、施工面を均一にするために砕石を敷いていきます。
砕石を平坦に敷くには、レーキと呼ばれる整地道具を用いて手作業で行います。

手順3.砕石を固める

砕石を敷いたら、コンクリートが自重によって沈まないように、転圧機と呼ばれる機械を使って押し固めていきます。

手順4.型枠を組む

生コンクリートをせき止めるために、施工する形状に合わせて型枠を設置します。
型枠には、通常コンパネと呼ばれる板材を用いますが、曲線に仕上げる場合はその他にも木材を加工して使用します。

手順5.ワイヤーメッシュを敷く

コンクリートの強度を高めるために、ワイヤーメッシュと呼ばれる溶接金属を設置します。
ワイヤーメッシュは、均一の高さに埋め込むようにして張り巡らせます。

手順6.生コンクリートを流し込む

タンクローリーなどで運んだ生コンを、設置した型枠に流し込みます。

手順7.表面を仕上げる

コンクリートが固まる直前に、表面を仕上げます。
気温などによっても、コンクリートが固まるのにかかる時間は異なりますが、通常はコンクリートを打設後1~3日で固まります。

手順8.型枠を取り外す

最後に型枠を取り外し、整地したら作業は完了です。

土間コンクリートの単価

土間コンクリートの単価は、1㎡(平方メートル)あたりいくらで表しますが、平米数が多くなるほど単価は低くなります。
一般住宅の場合は、せいぜい50㎡を超える程度なので、1㎡あたり7,000円~12,000円程度が相場となっています。

駐車場に土間コンクリーを敷く場合、1台分のスペースは15㎡程度となるため、㎡単価は11,000円~12,000円程度で、総工費は165,000円~180,000円となります。
車2台分だと30㎡程度のスペースが必要となり、そうなると単価は9,000円~10,000円が相場で、総工費は270,000~300,000円となります。

40㎡~50㎡ともなれば、㎡単価は9,000円から7,000円程度にまで下がります。
ただし、50㎡を超えてくると作業も1日では終えることができなくなるため、㎡単価はそこまで安くはなりません。

土間コンクリートの工事費用を抑えるコツとは

土間コンクリートの工事費用を抑えるためには、できるだけ多くの業者から相見積りを取って、最も金額が安いところに依頼するという方法も効果的です。
しかし、そこには落とし穴もあるので気をつけなくてはいけません。

確かに、相見積りを取っていることを業者側に伝えることで、競争意識を掻き立て値引きにつなげることになります。
しかし、そのことが手抜き工事をされる原因になる場合もあります。

前記したように、土間コンクリートには砕石やワイヤーメッシュを入れなくてはいけませんが、中には工事費を抑えるためにそれらを抜いて施工するような業者も存在します。

優良な業者であればそのようなことは絶対しませんが、この世の中には悪徳業者も少なくありません。
ろくに情報を集めないで見積りだけを依頼すると、悪徳業者を引き当ててしまう可能性を高めてしまいます。

できるだけ多くの業者から見積りを取るのは、工事費を安くするためには有効な手段ですが、業者選びは慎重に行わなくてはいけません。
その上で工事費用を安く抑えるコツは、土間コンクリート工事が得意な業者を選んで見積りを依頼することです。

普段からたくさんの土間コンクリート工事をしている業者なら、自社で専用の重機を所有している可能性が高く、工事にも慣れていることから、段取り良く工事を進めることができます。

下請け業者に利用される心配もないため、中間マージンが掛かる心配もなく、結果的に見積金額が低くなります。

土間コンクリート施工をお考えの方は、土間コンクリートの工事を得意としているIRONANO工業にご相談ください。
相談も見積もりも完全無料で、工事費用も割安となっています。

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