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お役立ちコラムコルクタイルのデメリットとは?使用する上での注意点も紹介

2021.11.19

コルクタイルは、適度なクッション性があり、肌触りも優しく他の床材とは異なる性質を持っている床材です。
自然素材なので安心して使える、床がおしゃれになる、防音効果や湿度調整など機能性が高く、あらゆるニーズに対応できる床材として、近年人気が高まっています。

しかし、そんなコルクタイルにも、当然ながらデメリットは存在します。
場合によっては、コルクタイルを使わない方が良い場所やケースがあるのです。
ここでは、コルクタイルのデメリットや、使用するときに注意が必要なケース、場所などを詳しく紹介していきます。

コルクタイルのデメリットとは?使用する上での注意点も紹介

コルクタイルのデメリット

まずは、コルクタイルのデメリットについて紹介していきます。
コルクマットは多くのメリットを持つ床材ですが、残念ながら万能ではありません。
デメリットを理解することは、コルクタイルを上手く活用する上で役立つため、以下を参考に、コルクタイルのデメリットを把握しましょう。

傷やへこみが付きやすい

コルクタイルは柔らかく、弾力性があるだけに、傷やへこみが付きやすいです。
通常の木材であれば、耐えられるような衝撃や重みであっても、へこみや傷の原因になりやすいです。
傷を付けないようにするには、ラグを敷くなどの方法があります。

しかしそうすると、せっかくのコルクタイルのメリットである「足触りの良さ」がなくなってしまいます。
コルクタイルは、あくまでも「消耗品」と割り切ることが必要があるのかもしれません。

補修しにくい

傷が付いた際に、補修がしにくいことも、コルクタイルのデメリットでしょう。
通常の木材であれば「パテ埋め」と呼ばれる技法で、傷やへこみの補修が可能です。
しかしコルクタイルは、非常に柔らかい素材なため補修が難しく、大きな傷が付いた場合は、取り換えが一般的です。

しみになりやすい

コルクタイルは、フローリングなどの床材に比べて、しみになりやすい傾向があります。
例えば、ジュースなどをこぼした場合、フローリングであれば拭くだけで済みますが、コルクタイルの場合は、染み込んでしまう可能性があります。

そのため、もしも何か液体をこぼしてしまったら、すぐに拭き取るなどの配慮が必要です。

変色しやすい

コルクタイルは日光が当たると、他の床材よりも日焼けしやすいこともデメリットです。
紫外線による劣化は、どの床材にも起こることですが、コルクタイルは劣化のスピードが早いことが特徴として挙げられます。

窓際など日当たりの良い部分は、当たらない部分と比べると変色がはっきり分かってしまいます。
変色したからといって、剥がれたりめくれたりするわけではありません。

見た目を重視する場合は、日差しが強いときはレースカーテンで遮る、日当たりの良いところには敷かないなどの工夫をしてみることをおすすめします。

施工できる業者が少ない

コルクタイルの施工を行っている業者は、意外と少ないです。
そのため、施工してくれる業者を探すのに苦労するかもしれません。

また、たとえ施工業者が見つかったとしても、最近参入したばかりで、実績の乏しい業者に当たってしまう可能性もあります。
コルクタイルの施工を考えている場合は、まず経験豊富な優良業者を探すことから始めましょう。

コルクタイルの床材を使用しない方が良いケース

続いては、コルクタイルの使用が「あまり適さない」ケースや場所について紹介していきます。
上記したように、コルクタイルはいくつかのデメリットが存在します。
適切な使用をしないと、すぐに劣化してしまう可能性があります。

以下に紹介する場所での使用には、特に注意が必要です。

浴室などの湿気が多い場所

コルクタイルには撥水性があるため、水などをこぼしても、ある程度弾くことができます。
しかし完全に防水性があるわけではないため、できるだけ早く拭き取らないと、徐々に染み込んでしまいます。
水が染み込むと、劣化やカビの原因となるため、浴室などでの使用は気を付けましょう。

また、たとえ水が直接かからなくても、湿度が高いとコルクタイルの劣化・カビの原因になります。
こまめな換気を心掛けてください。

キッチンでの使用も注意が必要

コルクタイルは、水だけでなく油も弾く性質があります。
しかし、撥水作用と同様に、撥油作用も完ぺきではないため、すぐに拭き取らないと厄介なしみになりかねません。

コルクタイルは水洗いが可能ですが、油じみを落とすには大変です。
またコルクタイルは、洗剤との相性も悪いため、キッチンで使用する場合は、油がはねないように注意しましょう。

日当たりの良いリビング

コルクタイルは、リビングでの使用にも注意が必要です。
上記したように、コルクタイルは日光による日焼けをしやすく、日当たりの良い場所での使用はおすすめできません。

「見た目が悪くなっても気にしない」という人以外は、日当たりの良い部屋やリビングでの使用は控えた方が良いでしょう。

コルクタイルは床材に最適!

以上、コルクタイルのデメリット、使用を控えた方が良いケースなどを紹介しました。
デメリットについてたくさん述べてきましたが、本来コルクタイルにはたくさんのメリットがあり、デメリットも工夫次第で回避できるので、床材としては最適なのです。

とはいえ、他の床材と比べると高価な上、施工できる業者が限られているため、迷ってしまう、という方もいるでしょう。
床材は、部屋の用途や環境に合ったものを選ぶことが大事なので、床のリフォームをご検討の場合はぜひ当社にご相談ください。

 

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