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お役立ちコラム車庫の解体費用はいくら?解体は自分でできる?費用と解体手順を紹介

2022.12.22

車庫の解体を考えている方は、実際の費用や解体方法を知らない場合が多いです。
「車庫」といっても種類はいくつもあり、種類ごとによって解体方法も異なってきます。
種類ごとに解体費用を確認しておく必要があるので、解体をする際には確認しなければいけません。

本記事では車庫解体の種類と方法、それぞれの比較をしています。
車庫解体のメリットやデメリット、解体は自分でできるのか?業者へ依頼をするときの注意点などについて詳しく解説していきます。

解体工事は補助金制度を利用するのも可能なので、お得に車庫解体をしたいと考えている方はぜひ参考にしてください。

車庫の解体費用はいくら?解体は自分でできる?費用と解体手順を紹介

車庫解体とは

車庫の解体とは、カーポート・ガレージなどの撤去です。
車庫が不要となった場合や、住宅の減築・増築などによる移動、老朽化による建て替え・撤去などの理由によって車庫を取り壊す作業となります。

解体の種類と費用 | 車庫の種類によっても異なる

車庫解体をする前に、車庫の種類を確認しておく必要があります。
車庫の種類と解体方法について詳しく解説していきます。

車庫の種類は4つある

車庫といってもいろいろな車庫を身の回りで見かけます。
種類もたくさんあり、種類によっても特徴が大きく異なります。

● 独立式ガレージ…敷地内に住宅とは別の建物を建てるタイプの車庫。
● ビルトインガレージ…住宅とガレージが一緒になったタイプ。
● ガレージハウス…ビルドインガレージと同様に住宅内に駐車スペースを設置している。
● カーポート…屋根と柱で囲まれた駐車場であり、屋根があるだけなので車全体を保護するわけではありません。

【比較表あり】費用を詳しく解説

一般的な構造を解体した場合の坪単価を紹介します。

  1坪あたり
アルミやトタン造り 1~2万円程度
木造 1万5千~2万円程度
コンクリート造り 6~8万円程度程度
掘り込み式(ガレージなど) 6~10万円程度
地下駐車場 6~10万円程度
カスケードガレージ(雪国仕様) 1万5千~2万円程度

車庫の解体費用は構造によって費用が異なります。

車庫解体の流れ

車庫解体の流れについて詳しく解説していきます。
見積もりを行い、業者を決定、日程調整を行ったうえで解体を行なっていきます。

1. 解体業者へ見積もり依頼をして、解体業者を決める
見積依頼は必ず数社の相見積もりをして、条件に合った解体業者を選びます。
2. ガレージの養生と足場の設置
解体時に周辺にキズや汚れを発生させないように養生シート(ビニールシート)、作業を行いやすいように足場の設置が必要な場合は、足場を設置します。
3. 屋根や内装解体
解体作業の鉄則は【上→下】の順です。
屋根材の取り外しを行います。
4. 骨組みの解体
5. 地面の埋め戻し工事と清掃
6. 廃材処分

車庫の解体は自分でも可能?種類によっては可能

車庫の解体費用が思った以上にかかると感じ、DIYなどを趣味にしている方ならば、自分で解体できるのではないかと思うはずです。
解体手順だけを確認してみると、難しくはないと感じます。

自分一人で解体を検討している場合は、重量のあるものを解体するので、ケガの危険があるだけではなく廃材処理も大変です。
特にガレージの解体を行う場合には業者へ依頼をしましょう。

車庫解体のメリットデメリット

自分でも解体可能な車庫ですが、大きさなどによっては解体業者へ依頼するとよいでしょう。
解体業者依頼と自分で行う場合のメリットとデメリットを解説していきます。

メリット

車庫解体のメリットについて表にまとめました。
自分で解体する場合と解体業者に依頼する場合にわけて表示しています。

自分で解体をする ・費用を抑えられる

・自分の都合に合わせて作業ができる

解体業者へ依頼する ・仕上がりがキレイ

・時間がかからない

・廃棄物などの処分を行ってもらえる

自分で解体すると費用を抑えられますが、仕上がりは解体業者に依頼したほうがキレイになります。

デメリット

車庫解体のデメリットについて表にまとめました。

自分で解体をする ・基礎の撤去・補修などが難しい

・ケガの危険性

・廃棄物を自己搬入しなくてはいけない

解体業者へ依頼する ・費用が高くなる

・日程調整が必要

・見積もり依頼などの手間がかかる

自分で解体するデメリットのほうが労力が大きかったり、ケガなどの危険がともなったりするため、リスクが大きいと感じられる方が多いでしょう。

解体業者に依頼する際の注意点

自分の手で車庫解体をするのが難しい場合は、解体業者に依頼しますが、解体業者に依頼する場合どのような注意が必要なのでしょうか?

見積もりは複数の業者から取る

見積もりを1社だけ依頼すると、高いのか安いのか判断ができません。
作業工程が正しいものなのかもわからないので、最低でも2社以上から見積もりを取るようにしましょう。

不明点は質問して解決

見積書をチェックして、不明点があった場合や、詳細などが記載されていない場合は必ず確認をしましょう。

見積もり内容が「一式」となって内訳がわからないと、追加で請求される可能性もあります。
内訳書がない見積書に関しては、内訳書の提出をしてもらい、内容を理解しておきましょう。

実績や解体後の処分方法などが明確な業者を選ぶ

建築業許可・解体工事業登録や産業廃棄物の許可証などの提示を求めるようにしましょう。
解体業者の中には、産業廃棄物の処分を産廃処理業者に依頼する業者もいるので、産廃処理業者についても情報を求めます。

車庫の解体をお得にする方法

ある程度の金額が必要になる車庫の解体ですが、少しでもお得にできないのでしょうか?
車庫の解体をお得にする「補助金制度」について解説します。

解体工事の費用に補助金制度を利用

解体工事には補助金制度の利用が可能です。
一般的には、住宅の解体などに利用される補助制度ですが、条件が該当すれば車庫でも補助金の申請ができます。

・倒壊や周囲に悪影響を及ぼす可能性がある
・ビルトイン、ガレージハウスなどで住宅と共に解体する場合

地域の補助金制度

ビルトイン・ガレージハウスなどで住宅の解体と共に行う場合の補助金制度について紹介します。

● 北海道札幌市…上限50万円まで、工事費用の1/3の補助
● 愛知県名古屋市…上限100万円まで、工事費用の4/5の補助
● 1万5千~2万円程度福岡県福岡市…一律20万円

まとめ

この記事では、車庫の解体について方法や費用などを解説してきました。
車庫の解体は無理に自分で行わず、解体業者に依頼をするほうがケガなどのリスクが少ないです。
車庫の状態によっては補助金の利用も可能なので、車庫の解体を検討している方は、解体業者へ見積もりを取り、自分に合った業者を選んでください。

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